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心のたねを言の葉として

芳野会長は統一協会の勝共思想の申し子

西沢昭裕
2023/10/17 FBより

 
 連合の芳野会長が「共産と共闘する立憲候補は連合として推薦しない」とクギを刺したばかりの東京、立川市の都議補選で野党共闘の力で立憲民主党の鈴木氏が自民候補に見事に競り勝った。
 共産、れいわ、社民、市民ネット、緑の党などが心一つに立憲候補をおしあげたのだから、芳野会長は赤っ恥をかいた格好。
 岸田政権の何よりの助っ人を買って出て、野党共闘破壊に狂奔するこの連合会長はジューキミシンの労組役員のとき、富士政治大学校で徹底した反共教育で洗脳された過去をもつ。
 富士政治大学校の第二代理事長は、統一協会の日本の最高幹部だった松下正寿だったから、芳野会長は統一協会勝共思想の申し子だといっても過言ではない。
 だいたい、連合の主体は大企業の正社員で日本の労働者階級全体からみれば少数派。彼らのほとんどが自民党に投票するか棄権しているといわれている。
 連合が1989年に結成されてからリストラなどの資本の横暴と全く闘わず労使協調路線に胡座をかいてきたから、賃金がまったく上がらない「失われた30年」を招いた。
 連合は小泉竹中構造改革の労働法制改悪に対しても闘わず、今日の惨憺たる格差社会をつくった共犯者とも言える。
 自民党本部にいりびたり、岸田政権の「新しい資本主義実現会議」で財界代表と並んで名を連ね得意満面の労働貴族の代表格、連合芳野友子会長。
 彼女の言いなりで尻にしかれている立憲の泉健太党首も、そろそろ目を覚まし頭をまるめて出直したほうがよい。
 立憲は労働貴族集団の連合と手を切って、大軍拡大増税反対の野党共闘の旗を高くかかげて有権者の半分近い無党派層の大きな山を動かすことだ。
 連合会長に尻尾をふって使いっ走りに徹し改憲原発に賛成し消費税増税の走狗になっている国民民主の玉木雄一郎自民党や第2自民を自称する犯罪者の宝庫、維新に早いとこ拾ってもらったらどうか。