シリアの反対勢力が制圧した地域の刑務所から解放された男性が39年ぶりに塀の外へ。大学生だった18歳の時にアサド政権の当局者に拘束され、そのまま消息不明だった。現在は57歳。
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) 2024年12月7日
‘He has come out an old man’: joy and grief as loved ones released from Assad prisonshttps://t.co/F539teqLYF
シリア内戦激化、37万人が避難 アサド政権軍劣勢、緊迫局面
2024/12/7
【エルサレム、テヘラン共同】シリア反体制派は7日、首都ダマスカスにつながる重要都市、中部ホムスの掌握を狙い近郊でアサド政権軍と交戦した。地元メディアなどが伝えた。掌握すれば南進し、政権打倒に向け首都を目指す構え。各地で政権は劣勢に陥り、シリア内戦は一層緊迫している。国連人道問題調整室(OCHA)によると、戦闘激化で少なくとも37万人が避難した。
政権の後ろ盾、ロシアとイランの動向が焦点となる。ロシアはウクライナ侵攻で足を取られ、政権を支援する親イラン民兵組織ヒズボラは、イスラエルとの交戦で弱体化している。
反体制派を主導する過激派「シリア解放機構」のジャウラニ指導者は米CNNテレビが6日報じたインタビューで、攻勢の目標は政権の打倒だと訴えた。ロイター通信によると、政権と距離を置くクルド勢力主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」が東部デリゾールを事実上掌握。反体制派が南部ダルアーとスワイダを掌握したとの情報もある。