2025年5月1日 NHK
イスラエル軍がガザ地区への食料などの搬入を停止してまもなく2か月となる中、地元メディアは今後3週間ほどで人道支援物資が底をつく可能性があると報じるなど、現地の人道状況は悪化の一途をたどっています。
イスラエル軍はガザ地区への攻撃を続けていて、ガザの保健当局は、4月30日昼にかけての24時間で35人が死亡し、これまでの死者は5万2400人にのぼったと発表しました。
また、イスラエルは停戦協議にあたってイスラム組織ハマスへの圧力を強めるためだとして、ことし3月から2か月近くにわたって食料などの人道支援物資の搬入を停止しています。
イスラエルの有力メディア、ハーレツは30日、治安当局者の話として今後3週間ほどでガザ地区にある支援物資は底をつく可能性があるとの見通しを報じました。
そのうえで、限定的に支援物資の搬入を再開するための準備は進んでいるものの再開するかどうかは、イスラエル政府の決定しだいだとしています。
国連は、現地では食料不足から支援団体などによる炊き出しも次々と終了することを余儀なくされているとしていて、一刻も早い停戦を求めています。