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心のたねを言の葉として

映画

CⅩⅩⅩⅦ「ホテル・モンタレー」1972を見る聴く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/8/5

CⅩⅩⅩⅦ「ホテル・モンタレー」1972を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2024/8/5 始まりは、レセプションの様子、だが、鏡に映し出された世界、ロビーから覗かれる、枠の中に見える姿、こうして、受付から始まって、エレベーターの入り口…

話題の映画🎬『新渡戸の夢』

話題の映画『新渡戸の夢』 形態映画(2024年7月公開) タイトル新渡戸の夢 監督野澤和之 出演工藤慶一、工藤朱美、藤井茂、藤田正一 ほか ​映画『新渡戸の夢』を観ました。野澤和之監督のドキュメンタリー作品です。 ▼遠友夜学校創立130周年記念作品「新渡戸…

CⅩⅩⅩⅥ「闇と沈黙の国」1971を見る聴く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/7/1

CⅩⅩⅩⅥ「闇と沈黙の国」1971を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2024/7/1 盲目の人々、黒画面、過去の思い出、ジャンプ選手の舞い飛ぶ姿、彼の口は丸く開いている、呼吸、叫び、丸、繰り返し飛ぶ選手、これは誰の思い出のシーンなのだろう…

『パスト ライブス 再会』

『パスト ライブス 再会』 海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。 韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていた…

『パスト ライブス 再会』

『パスト ライブス 再会』 海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。 韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていた…

映画『すばらしき世界』(2020 西川美和)

映画『すばらしき世界』(2020 西川美和) 第56回シカゴ国際映画祭 【観客賞】【最優秀演技賞<役所広司>】2冠達成‼10月25日に終了した第56回シカゴ国際映画祭 インターナショナル コンペティション部門に出品されている本作。主演の役所広司が、最優秀演…

ⅭⅩⅩⅩⅤ「限りなき追跡」1953を見る聴く、   『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/5/13

ⅭⅩⅩⅩⅤ「限りなき追跡」1953を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2024/5/13 南北戦争の後、馬車で西部に向かう娘、南部から西部に、破れた南から、西部に、連れの二人のガンマンが馬車に乗り合わせて、やはり一人は南部出身の元兵士、美貌…

「人生に映画を」経営難で閉館も…ミニシアターのこれからは  2024年5月1日

「人生に映画を」経営難で閉館も…ミニシアターのこれからは2024年5月1日 NHK 皆さんは最近、いつ映画館に行きましたか。仕事帰りに1人で足を運んだり、家族や友人と見たかった作品を見に行ったり。多様な楽しみ方ができるのが、映画館の魅力です。 映画館の…

「3大映画祭制覇」濱口竜介語る"日本映画の課題" 国際的評価をされても大ヒットにつながらず  武井 保之

「3大映画祭制覇」濱口竜介語る"日本映画の課題"国際的評価をされても大ヒットにつながらず武井 保之 toyokeizai.net 濱口竜介監督(写真:本人提供) 『ドライブ・マイ・カー』(2021年)で「第74回カンヌ国際映画祭」の脚本賞を含む4冠を獲得。「第94回アカ…

是枝監督が内閣府「新しい資本主義実現会議」に出席。映画業界の課題と解決案を提言し、官民連携の可能性を議論

是枝監督が内閣府「新しい資本主義実現会議」に出席。映画業界の課題と解決案を提言し、官民連携の可能性を議論 branc.jp 4月17日(水)に総理官邸で開催された「第26回新しい資本主義実現会議(議題:官民連携によるコンテンツ産業活性化戦略 )」に是枝裕…

ⅭⅩⅩⅩⅢ「変態家族 兄貴の嫁さん」1984を見る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/3/22

ⅭⅩⅩⅩⅢ「変態家族 兄貴の嫁さん」1984を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2024/3/22 新東宝のロゴの前に、富士山の姿、まさに松竹の富士、そして、その後に新東宝のロゴが、始まりから、遊び心で、しかし、しっかり小津映画の批評となり得…

ⅭⅩⅩⅩⅣ「人妻の悶え ザ・不倫」1981を見る聴く、     『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/3/18

ⅭⅩⅩⅩⅣ「人妻の悶え ザ・不倫」1981を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2024/3/18 駅前のベンチ、座り、泣き続ける女、冬の夜の雑踏の中、娘の顔の前に差し出されるハンカチ、大丈夫ですと娘、不審に思って誘うが、断りの娘、が、サラリー…

ⅭⅩⅩⅩⅡ「マダムと女房」を見る聴く、         『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/3/4

ⅭⅩⅩⅩⅡ「マダムと女房」を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2024/3/4 郊外の漸くに住宅が建ち始めた地域、今だ田園が残り、この丘に面した、場所、その下側から、田園と高台の住宅地を捕える、カメラ、パンして、そのあぜ道後の通りを、チンド…

「カムイのうた」素晴らしい映画でした! 加藤登紀子

<TOKIKO NOW>『「カムイのうた」素晴らしい映画でした!』(2024.1.26up) ヒューマントラストシネマ渋谷で今日から上映スタートした「カムイのうた」観てきました。後半はもう涙ボロボロ。出演者がみなさん入魂の演技で、魂を揺さぶられる作品でした。 上…

CⅩⅩⅩ「黄色い繭の殻の中」2023を見る聴く、   『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/1/2

CⅩⅩⅩ「黄色い繭の殻の中」2023を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2024/1/2 ビアホール、3人組、若者、だが、誰が語っているのか、ハッキリしない、売り子のお姉さん、生ビールの新商品、そんな最中、大きな物音、客達皆が、音のした方…

CⅩⅩⅨ「さすらいのポンポンキャンディ」2022を観る聴く、   『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/12/12

CⅩⅩⅨ「さすらいのポンポンキャンディ」2022を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/12/12 女優の勝利、アナーキーに、自由に、どこにも、誰にも、何にも捕らわれずに、街中の路地で酒を飲む主人公の女、明け方か、夜明かししたのか、自…

ほかげ 塚本晋也監督の信念と葛藤。 文・今井一(ジャーナリスト)

ほかげ塚本晋也監督の信念と葛藤。文・今井一(ジャーナリスト) www.cataloghouse.co.jp 構想20年の末に撮った『野火』。 塚本晋也さんが監督・主演を務めた『野火』(原作:大岡昇平)が、2014年にヴェネツィア国際映画祭や東京フィルメックスなどで上映さ…

ⅭⅩⅩⅧ「明日は日本晴れ」を観る聴く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/11/1

ⅭⅩⅩⅧ「明日は日本晴れ」を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/11/1 山間のバス、戦後の混乱期、バスの運転手、車掌さん、そして、乗客たち、サングラスの娘、車掌の娘は、知った人らしくて、運転手に問い掛ける、曖昧な返事の運転手、バッ…

「集団に埋没するな」森達也監督インタビュー

「集団に埋没するな」森達也監督インタビュー映画『福田村事件』から考える 関東大震災から100年。歴史の影に隠れてきた、ある事件をテーマとした映画が公開されました。「オウム真理教」のドキュメンタリーなどを撮ってきた森達也さんが、初めて劇映画のメ…

スマホを駆使して社会の不正に挑む!〜刺激的だった映画『燃えあがる女性記者たち』 松原 明

スマホを駆使して社会の不正に挑む!〜刺激的だった映画『燃えあがる女性記者たち』松原 明(レイバーネット共同代表) http://www.labornetjp.org/news/2023/0915eiga 「スマホは横に構えて撮影してね。見るテレビの画面は横長でしょう。だから横がいいんで…

ⅭⅩⅩⅦ「メーヌ・オセアン」を観る聴く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/9/16

ⅭⅩⅩⅦ「メーヌ・オセアン」を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/9/16 パリ、駅、チケットを求めて、黒人の娘、ジーンズ、かわいいおしり、腰をフリフリ、慌て、走り、歩き、どこまでも、おしりが落ち着かずにどこまでも、チケットを手にし…

ⅭⅩⅩⅥ「Kfc」2016を見る、聞く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/9/13

ⅭⅩⅩⅥ「Kfc」2016を見る、聞く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/9/13 小屋の中、男が、人を嬲る、詰る、肉を囓りながら、そして、刺す、血まみれの人物、殺人、男が路地を歩き、大通りに、そこにトラックが、倒れ死する男、彼らの、関係は、…

ランク付けする社会で人は幸せになれるのか 山田洋次

ランク付けする社会で人は幸せになれるのか…映画「こんにちは、母さん」下町舞台に恋する母と戸惑う息子の物語 映画監督 山田洋次さん 2023/9/10 しんぶん赤旗 客席のあちこちから、くすくす笑いが聞こえ、見終わった後にポッと心に灯がともる。公開中の映画…

ⅭⅩⅩⅤ「見えない流れ」2020を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/9/10

ⅭⅩⅩⅤ「見えない流れ」2020を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/9/10 海の上、フェリー、バイクに乗るカップル、船の走行でバイクの疾走のごとく、それほど早さは感じないが、背景の動き、海の中、風の靡き、二人はどこに、観光旅行、…

ⅭⅩⅩⅣ「ダム・タイプ」2022、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展   日本館展示 帰国展

ⅭⅩⅩⅣ「ダム・タイプ」2022、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館展示 帰国展 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/7/4 胸の高さの台座のレコード盤の上の針から、多様な音が、雑踏、音楽、隊列、デモ行進、四角い部屋を取り巻くレコード盤…

ⅭⅩⅩⅢ「no・home・movie」を見る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/5/22

ⅭⅩⅩⅢ「no・home・movie」を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/5/22 始まりは突風の吹く、小枝のざわめく響きと、薄暗い、曇り空の世界、砂漠、イスラエル、ユダヤ人、果たして、ここはどこだ、どこの荒れ地なのだ、世界の、母の屋敷、…

CⅩⅩⅡ「燃える平原児」を見る聴く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/4/16

CⅩⅩⅡ「燃える平原児」を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/4/16西郡の小屋、二人のカウボーイ、小屋の中に、闇、一体何が、二人は何もの、忍んだのか、強盗か、灯りが灯って、誕生祝、戻った主人公と兄、母と父と、仲間たち、彼らの仕業…

ⅭⅩⅩⅠ「眩暈」を見る聴く、       『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/2/10

ⅭⅩⅩⅠ「眩暈」を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/2/10 メカスの死、東京の剛造、水辺から思いを馳せる、メカスの写真、思い出、過去、若かりし頃の二人、出会い、詩人として、映像作家として、来日したメカス、過去の写真が、挿入されて…

ⅭⅩⅩ「WANDAワンダ」1970を見る聴く、       『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/2/4

ⅭⅩⅩ「WANDAワンダ」1970を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/2/4 炭鉱町、窓の外、朝から、トラクターが、重機が蠢く、母は孫を抱えて、男たちは仕事に、一人、ソファに横に成ったままの主人公、母も呆れて、起きだす主人公、炭鉱の…

ⅭⅩⅨ「宝島」を見る聴く、         『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/1/4

ⅭⅩⅨ「宝島」を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2023/1/4 今日の宝島、フランスの、郊外の、宝島、夏の休暇の避暑地、遊具の在るプール、山あり、川あり、木々が有り、緑が有り、青い空、白い雲、日差し、子どもたち、若者、大人、家族連れ…